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千原櫻子日記

L'EMBELLIR

表参道にあるフレンチレストラン「ランベリー」のお土産BOX。
手のひらサイズで可愛くてバッグに仕舞わず持って歩いてしまった。
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アミューズ・ブーシュはバルサミコで酸味をつけた刻んだシャンピニオンを
極薄のカリッと焼いたパンで挟んで。

2つめは「天然青首鴨のスパイスかおるフォンダン タルトフィーヌ」
あんぽ柿のジェリーの下に砕いた黒胡椒、山椒の香りのバランスが抜群。

前菜に雑誌『ごま油の四季』に掲載されていた
「鹿児島県蒲生の早筍の炭火焼 四万十川の海苔とそば粉のクレープ」を特別注文。
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丸いクレープの下に炭火で焦げをつけた筍が。
土の下から伸び上がってくる勢いを感じて素晴らしい。
ここまではシャンパンで。

「山菜と春の貝類 クレームドセザム」には甘み控えめのリースリング。
苦味、酸味、甘味が混然としつつ胡麻でまとめられていてさながら
最高のキャスト、オケ、演出、指揮者で奏でるワグナーオペラのよう。

「石鯛の炭火焼き 佐賀県産柚子香るソース」には花の香りを感じる華やかなサンセール。
自家製の牡蠣ソースと小指の爪ほどの芽キャベツが淡い魚の味を引き締めて。

「北海道釧路産仔羊の炭火焼き ポテトと蕪のグラタンドフィノワーズ」にはボルドー。
仔羊の背の部分が柔らかく脂もとろけて。

チーズはイタリア産シェーブル。なんと桜の葉で包まれていて、日本の桜の葉をイタリアに持って行って作られているのだそう。桜のほのかな香りとチーズが絶妙にマッチ。

「苺とシャンパーニュ ショコラブランのソルベ」
シャンパンはゆるめのクラッシュゼリーで苺から甘さを引き算。

エスプレッソのお供の小菓子に期間限定桜のクグロフが♪
お店のサイトで見て食べてみたかったので嬉しい。

コーヒー用の5mm角の角砂糖が白、ベージュ、モカ、ブラウンとグラデーションになっていて美しい。
黒糖で色付けされているそう。
食べてみるとこれも完成されたお菓子のよう。

桜で薫製されたバターも絶品!
あれはもう提供された瞬間熱々のパンと一品として食べてしまうのが正解ではなかろうか。
by chihara-yohco | 2012-03-21 11:42 | 食事メニュー